「やっぱり女にゃかなわない」
古今東西、これ、オトコの決まり文句ですね。で、こういう場合、オトコの頭に浮かんでいるのは、杉田かおるのようなオンナのことではないか と、ワタクシ思うわけです。
杉田かおる。東京オリンピックの年に生をうけた私の世代には、ちょっと特別な思いいれのある名前です。 元祖「金八先生」のとき、私は中学3年生でした。マッチもヨッちゃんも三原順子も鶴見辰吾も、そして杉田かおるも、み〜んな同じ年。(なぜかトシちゃんだけは、その後、年上であった事が発覚しちゃいましたが) こちらがまだ、ニキビに悩み、クラブの人間関係に悩み、高校受験に悩み、「将来」なんて言葉にゃ成層圏のかなたほどのリアリティも持ちえなかった頃、杉田かおるはすでにプロの職業人でした。「スゴイ」。それが杉田かおるに対する大多数の感想でした。 その後、借金だの肉親のゴタゴタだのと、いかにも「ザ・芸能人」な過程を経て、いつの間にやら「負け犬代表」という椅子に納まっていました。 決して美人ではなく、足なんかもぶっといんだけど、長いキャリアと肝の座り方で、その椅子はいかにも彼女にピッタリとはまっていました。 ……ところが、ここにきて突然の結婚報道です。しかもお相手が並みじゃない。日産コンツェルンの創業者の孫。係累を見ると、昭和史に名前がのっているような人物がズラリと並んでいます。 ちなみにお相手のお母様は、美智子皇后の聖心時代のご学友だったそうです。……そんないい手駒が残っていたんなら、もっと早くに、サーヤのお相手として何とかしてあげていたらよかったのに〜!と、ホゾすら噛んでしまうワタクシ。
しかし、なんつーんでしょうかねえ。杉田かおるの、七転び八起き人形のごとき、この生きっぷり。 彼女を知る人は、皆、口を合わせて「クレバーな人だ」といいます。テレビの汚れキャラも、自分に求められている役柄を自覚して演じているのだと。 もっとも、演技だけで「乗り心地のいいオトコが好き」なんて言うのかどうかは、疑問です。私の推察することろ、地のキャラを300%に拡大して見せているのが、今の杉田かおるではないか、と。 大企業の創業者一家に嫁ぐという事では一緒でも、可愛い子ちゃんアイドルだった岡崎友紀とは雲泥の差です。(も…、もしかして例が古過ぎてわからない? おそるおそる……) この結婚が、どういう結末を迎えるのか、私は大きな興味をもって見守りたいと思っています。
……とはいうものの、私は「幸せ」っていうのは、生活習慣病みたいなものだと思っています。幸せ癖のついていない杉田かおるが、果たして御曹司との結婚くらいで幸せになれるのでしょうか? しかし!とも思います。たとえこの結婚が失敗に終わったとしても(と、決め付けるのもなんですが)、七転び八起き人形が、八転び九起き人形になるだけの事です。 今は、パッとしない元アイドルが、結婚→出産を経て、ママキャラタレントとして復活するのが芸能界の定石です。なんだか生ぬるいこの構図、つねづね私は不満に思っていました。 もしも、できることならば、杉田かおるには母子家庭タレントとして、この構図に爆弾を落としていただきたい。毎日かあさん@西原理恵子の芸能人版。それでこそ、杉田かおるです。
そしてオトコたちは、そんな彼女を見て、またも言うわけです。 「やっぱりオンナにゃかなわない」 05/Jan/14(Fri) 2:31:30
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